ゆるふわ系ザリガニの生存記録

ゆるふわ系ザリガニ(ヒト)が生きた証を残します。

耳飾り的なやつと私

ピアスを開けていない


ピアスの良さ、それはまさに、耳を挟むイヤリングと違い、挟まれる圧痛からの解放であろう。

痛くなりにくいイヤリングも近年では発明されているが、これにはデメリットがある。

大きく2つ。

1.耳から落ちやすい

強く挟まないので落ちやすい。S字または円形で、突起物が付いているタイプのピアス風イヤリングはこのデメリットが顕著だ。

イヤホンなどして耳周りに刺激がある場合などは向かない。常に耳を触ることを意識する必要があるが、一瞬気を抜いたタイミングで大抵落ちており、意識を再開させたときには時既にお寿司。

このため、落ちる可能性を前提にして落としても落ち込まない安いものしか自然と選ばなくなる。

段々と、これそんなに気に入ってないなってなって付けなくなってしまうのである。


2.特殊な特許取ってるレベルのやつは高いし飾りの種類が少ない

文字通り。特許とってますレベルの耳が痛くないイヤリングというのをたまにマルイのような店で見かけるが、これがお高め。

普通のピアスなら1000円のモチーフなのに耳痛くないイヤリングてなると2500円なんかい、となる。

また、どうしてもややマイノリティな耳が痛くないイヤリングは、モチーフが無難なものに終始してしまうこともしばしば。

特別、一目惚れしてしまうことがあまりない。

逆に、一目惚れして裏側見たらピアスということはままある。


でも私はピアスを開けていない。


次に、ピアスというのはある意味で大人の世界、子どもの憧れを象徴する場合がある。

ドラマなどでよくあるケースとして、

・後に血を血で洗う骨肉の争いになる、お姉ちゃんのピアスに憧れまた嫉妬する妹

・親に禁止されていたピアスを勝手に開けて帰宅し、親子喧嘩からの家出からの分かち合い

などが描かれる。


全く記憶に新しくないところで言うと、海外ドラマ「フルハウス」において、DJのピアスを羨んだステファニーが、DJの友達のキミーかなんかに唆されて安全ピンでセルフ開通。結果、耳が炎症起こしてダニーに怒られる→最後抱き合う というストーリーがあった。記憶に新しくないので、これ以上でもこれ以下でもない。なんなら記憶違いしてるかもしれない。


それでも私はピアスを開ける気にならない。


ピアスはまた、古くから世界で文化として根付いていた。

古代エジプトやインド、日本でも太古の昔から耳に穴を開けて使用する装飾品の存在が認められている。

これらには魔除けであったり神聖な意味が込められていることが多い。そして現代でも、このような神聖な習慣として、ピアスを伝統的に身につける人々がいるということも事実である。知人は民族の伝統に則って、鼻ピアスをしている。人類で一番最初に耳に穴あけよって発想した人は何がどうしてそうなったのか。


ピアス開けてもないし開ける気もないお前が一体なんなのかというと、間違ってビッて引っ張ったら耳千切れそう!などと思ったから、ただそれだけである。