ゆるふわ系ザリガニの生存記録

ゆるふわ系ザリガニ(ヒト)が生きた証を残します。

某ネットワークビジネスと私

友人の話をしよう。

 

その人は親切で、いつも楽しい人である。そして若い頃はパリピ。今は家庭を持ったので、多くの人と同じ様に卒業している。

 

若い頃は、バーやクラブでいろいろな人と連絡先を交換するものだ。人懐っこい、パリピ感があるその人は、同じようにパリピ感ある人によく声をかけられていた。

 

そんなその人が出会ったのは、医療従事者を名乗るとある夫婦。井の頭線界隈に居を構える揃ってパリピだ。

私が出会った時、夫の方は全身黄緑の服を着て江頭2:50のような機敏な動きをしていたので直感した。

「こいつは絡んではいけないやつだ--」

 

でもその人は、人懐っこいパリピなのでこの奇妙さに気付かない。

フルーツを含む粉末を水に溶かした飲料を、まるで仕事終わりのビールのように一気飲みする姿を見ても、

心がきれいなので、なんの疑問も抱いていないようだった。

 

このフルーツを含む粉末を水に溶かした飲料は、粉を水に溶かした飲料の味がした。

残念ながら私はこれよりミニッツメイドを飲みたい。

 

↓粉を水に溶かした飲料イメージ

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純粋にこの奇妙な夫婦を信じ、その恋人と共にネットワークビジネスに勤しんでいた。

恋人はと言うと、このネットワークビジネスのためにたくさんのお金を借りていた。

少し前に話題になったプ⚪︎ルの映画チケットをン十枚だか100枚だかを買ってしまった人の様な背景か、

またはノルマ達成出来ずに自分で買うしかなかったのかもしれないが、正直どちらでも良いので詳細を聞いてはいない。

とにかくネットワークビジネスのために金を借りていた。

そのうち生活費も苦しくなり、恋人はその友人に奢ってもらったり金を借りたりしていた。

 

ネットワークビジネスに勤しむ。

 

が、KANE NO KIREME が EN NO KIREME。

 

数十万に達したが一向に返ってこない金、

金貸しすぎて別れることになった。

 

カップル共通だったコミュニティと別れた2人が疎遠になるというのはよくあることであるが、

本件も多分に漏れず、顔を出しにくくなった結果ネットワークビジネスから遠のくことになった。

 

今、その友人の家に、あんなに“最も安心安全“だったはずの、ネットワークビジネス社製品鍋、空気清浄機も浄水器も、無い。

 

めでたしめでたし。