歯みがきが好きだ。
夜寝る前に、1日の汚れが落ちるような気がするはみがきのじかん。
30分くらいダラダラと歯をみがく。
しかし市販されている98円の歯ブラシは30分ダラダラと磨くように設計されていない。
それでもこの安歯ブラシでダラダラ磨きを強行しようとすると何が起きるか。
そう。歯茎の負傷だ。
私は親知らずをひとつも抜いていないうえ、変な方向に生えてて親知らずの一部だけが表にでていて、その本体ほとんどを歯茎が覆っている状態である。
親知らずの虫歯は親知らず抜歯の大問題を引き起こす。
そのため親知らず付近はいつも丁寧に磨くのだが、これが安歯ブラシだと具合が良くない。
歯ブラシはそもそも歯の硬さ向けに作られている。よって、歯よりも強度に劣る歯茎を擦ると傷むのだ。
亀の子たわしで皮膚を擦ると痛い。これと同じである。
仕方がない、安歯ブラシを使う際は親知らずを包む歯茎からの出血ありきで1〜2.回やり過ごして、ブラシ面を嘗めすのだ。
多少裕福になった今も、歯ブラシに300円払う勇気が出ず、128円の歯ブラシで時より同じことをする。
実際のところ、98円の安歯ブラシはまだ良い方で、ビジネスホテルのアメニティ歯ブラシはもっとひどいことがある。
口の中血だらけになるわ、30分使っただけでブラシ部分がゲシャゲシャになって翌朝に使用に不都合が生じる。
ホテルのランクは歯ブラシを見れば分かる。
分かってるからな…