政府は、脱マスクである。
しかし、きっと日本人は忘れている。
マスクは、コロナのためだけに存在するのではないということを。
コロナに罹患すると、場合によっては死の恐怖がある。
しかし、人類はもう一点忘れている。
他の病気も、罹患すると辛いということを。
飛沫感染系の病気は、とても多いということを。
あれは5月か、6月。
昔、神の国元総理が言っていた。日本には梅雨がある、と。
梅雨になれば、乾燥した状態を好むウィルスは活動が弱まると。
その梅雨に近い季節に、私は酷い風邪をひいた。
熱があり鼻が痛く、ずっと水の中にいるような辛さ。
細菌性の鼻腔炎であった。
一方、私は社畜なので、それでも通院のための午前中以外は休まず仕事を続けていた。
治りかけていた1週間後。
突如として症状が悪化したのである。
熱があり鼻がもっと痛く、ずっと水の中にいるような辛さ。そして倍増した、咳。
また病院に行った。
ウィルス性の鼻腔炎であった。
こっちの方が症状が重く、さすがの社畜も1日働けなかった。
最初に細菌に感染していなければ、ウィルスに感染することもなかったかもしれない。
何が言いたいかというと、どんな病気にも罹らないに限るということだ。
メキシコから帰国した途端、全く体温コントロールができず太陽の下病院に行って、着いて測った熱が人生最高の39度超で、同時にお腹下したときもそうだ。些細なウィルス、細菌でも、少しコンディションが悪い(その時は、旅疲れ)だけで、大事になる。
ウィルスは政府の決め事も、憲法も、基本的人権すら尊重してくれない。
ウィルスに期待するだけ、無駄なのである。