お年寄り向けのイベントで歌う歌といえば演歌、
そして童謡だ。
先日の紅白歌合戦で、既にもうおじいちゃんの域に入った男性たちがキャンディーズの蘭ちゃんの歌にフリをつける。
あと10年後、いや、実際はもう既に、老人ホームに入り始める彼らに必要なのは演歌でも童謡でもない。
J-POPだ。
70年代といえばサザンオールスターズも登場している。
J-POPだ。
シクラメンだ。
学園天国だ。
愛のメモリーだ。
陽水だ。
慰問音楽団、ゆきやこんこでお茶を濁すことができない。
エレキと電子ピアノがないときびしくなってくる。
傘もなくなってくる。
もっと問題なのが、
キャンディーズが好きな人がピンクレディーも好きとは限らないということだ。
60〜70年代ごろから、音楽も段々と細分化してきており、70年代ということで十把一絡げにしては無用な派閥戦争が起きるかもしれない。
もしかしたら、Beatlesなんかは、ポール派ジョン派とで数十年越しの大戦争が勃発するかもしれない。
カブトムシが壊れるかもしれない。
あんなに楽しく遊んでいたのに