今回食べたジンギスカンは、私の知るジンギスカンではなかった。
私の知るジンギスカンというのは、
レモン絞るみたいな形状の鉄板を用いるものだ。
もやしやにんじん、たまねぎなどの野菜をレモン絞るみたいな形状の鉄板の絞られた汁がたまる側に置いて、
レモン絞るみたいな形状の鉄板のレモン絞る側に羊肉を置く。そして焼く。
そして、甘辛風タレでいただく。
ジンギスカンにはこのレモン絞るみたいな形状の鉄板がマストだと思っていた。
あと羊肉は薄切り。
今回いただいたジンギスカン。
羊肉は厚切りで、専用のもやしなどは付いてこない。
味は肉に染みていて、これは確かに甘辛、あまじょっぱ系。
最も驚いたこととしては、レモン絞るみたいな形状の鉄板がなかったことだ。
網でサッと炙って、何も付けずに食す。
東京で食べられるジンギスカンと、違うのだ。
はじめは、注文したジンギスカンがコレで信じられなかった。
しかし、この美味さを知ってしまった体はーーー
コレはコレとして、このスタイルのジンギスカンなしでは生きていけない体になってしまう美味さなのだ。
いつものジンギスを食べたいと願う日もいつか来るだろう。しかし同じように、これまで感じで来なかった願望ーこの網焼きスタイルのジンギスカンを食べたいと願う日がやって来る。
一度味わった快楽、いや快ラムを忘れることなど、とうてい並の人間にはできないことなのだ。
これはどこにでもある松尾ジンギスカン。千歳空港だと丼でいただける。特選ラム小サイズの丼で十分満足できる。おすすめ。
※知恵袋情報だとどちらのスタイルのジンギスカンもジンギスカンとのこと。地域によってどちらをメインと捉えるかは異なるらしい。
どっちでも良い、どっちもうまい、両方作ってくれてありがとうジンギスに栄光あれ