ゆるふわ系ザリガニの生存記録

ゆるふわ系ザリガニ(ヒト)が生きた証を残します。

ヒッチコックと私

鳩を故意に、轢いてはいけない。

 

人間様の道なんだから鳩は避けろ、も正しくない。

なぜなら、所有権はや利用権はあくまで人間側が他の生物に考慮せず導入したものに過ぎず、鳩に言わせれば全く自分たちに関係のない話。

鳩側にも所有権のようなものはあるに違いない。それを我々の所有権に置き換えてみたらどうだろうか。

 

鳩の縄張りに侵入したために、突然鳩側のルールで突撃されて人間が死亡に至ったとしたら。

 

おそらく人間側は、鳩に対して正当な裁きを要求するだろうし、現実としては人間側が対象の鳩を駆除するのだろう。

 

私は昔、椋鳥の親子を助けたことがある。

子ども2羽、母1羽。

車道にペシャンコになった子、1羽。

ペシャンコになった子の側から離れないこの親子も、このまま車道にいるとペシャンコになる。

車道の車を止めて、彼女たちを歩道に追い立てる。

特に感謝もされなかったし、その後機織りに娘御が訪ねて来たりもしていない。

 

それで良い。それでいいのだ。