ゆるふわ系ザリガニの生存記録

ゆるふわ系ザリガニ(ヒト)が生きた証を残します。

街中からゴミ箱が減った結果と私

テロ対策と称した公共の場におけるゴミ箱の撤去が始まってもうどれくらいだろうか。

私鉄の駅からもゴミ箱が撤去されている。

しかしながら、駅のホームには自動販売機もあるし、大きいところだと売店なんかもある。

ささっと飲み物を買って飲んだが最後。

その空き缶空瓶ペットボトルを捨てるところがない。

 

空き瓶ペットボトルならばまだ良い。蓋がある。

空き缶はどうだろう。

どんなに頑張ってもほんのちょっと底に残ってしまうあの液体。

きゃつらを堰き止めるモノが何もない。

そうなってくると、安易に鞄やポケットに入れることはできない。

手で地面と水平に持ち歩かねばならないが、首都圏の電車は混みがちで、混雑した車内に空き缶手持ちはなかなかにリスク。万が一、誰かの服にでもちょろっとコーヒーの茶色い液体をつけてしまったら。

 

空き缶の居場所は?

 

このような修羅場をくぐり抜け、最寄駅に着き、改札を出たとしても空き缶を捨てる場所がない。

以前は自動販売機の横にゴミ箱が併設されていることが多かったが、これもまた撤去されている。

 

なぜならば、このような負のループに陥っているからだ。

駅のゴミ箱撤去→捨てるところが街中自販機のゴミ箱に流れる→街中自販機のゴミ箱が溢れかえる事態に→街中自販機のゴミ箱の撤去

 

持ち帰って家庭ゴミとして捨てるというのは一つの方法ではあるが、朝飲んだコーヒーの空き缶を夜自宅に帰るまで持ち歩ける人がそう多くいるとは思えない。

 

空き缶の居場所は。