ゆるふわ系ザリガニの生存記録

ゆるふわ系ザリガニ(ヒト)が生きた証を残します。

パーからグーと私

神出鬼没といえば、蚊とゴキブリだ。

 

帰宅したあの一瞬のタイミングで、まさか私と同伴していたとは。

その事実を、風呂入るタイミングで気付いた日には絶望だ。

殺虫剤吹きつけたところで。一発で死ぬかと思いきや耐える。

 

3発吹きつけたら。

 

耐えるな。

 

密室でないことを利用して、耐えるな。

 

では、考える葦である人間はどうするか。

 

手で潰すのだ。

特定の場所に留まっているときは平手で潰す。

近くに飛んできた場合は、パーからグーに、ターゲットを掴み取る。掴んだらグーを握りかえす。

手の中に居る蚊を圧死させるのだ。手のひらは柔らかい。軽く、グッと握りしめただけでは、手のひらがそのままクッションになり潰れない。

気をつけろ。

握り返すグーは、どちらかというと「すり潰す」を意識することだ。

うっかり潰しが甘いと、手をパーにした時に再度蚊がフライアウェイ。

 

泣きそうになる。

 

夏の暑い日。

全裸で汗だくになりながら、洗面所で、

泣きそうになる。