幼稚園の卒園式の日。
校庭で整列、右には母親。
ああ、なかなか流れないと思っていた月日はこうして知らぬ間に経過しているのか、次は気がつくと小学校を卒業しているのか。
そう思いながら風に吹かれた6歳。
文字と文字を組み合わせて漢字を作ろうと躍起になっていた5歳。
初めてのおつかいをカメラなしで実践した4歳〜5歳。(というか、今思うと本気でソロおつかいが4〜5歳ってデビュー早くない?)
なくすから持ち歩くなと言われていたのに無視してリカちゃん人形をスーパーに持って行った結果、
1.靴を片方なくす
→懲りない
2.反対をなくす
→大切なものはしまっておくべきと理解
した3歳。
幼稚園の何が嫌って、嫌いな人たちと共同生活を送らなくてはいけないことが嫌だった。ズル休みは許容される環境だったのは、むしろ人格形成において良かったかもしれない。
親は、子どもがどうせ忘れるだろうと適当にあしらったりすることがあると思うが、子どもの頃の出来事をこのようによく覚えている人間もおり、
時より思い出しては、4歳の頃、あの件どう思っていたかを母親に言っては驚かれる(そしてその節は大変失礼しましたと離婚後の沢🍑エリカのように謝罪される)。
親は子どもに油断してはいけない。
油断しては、いけない。